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SP 国家情報局:Mr.ZOOのteatimeのレビュー・感想・評価

SP 国家情報局:Mr.ZOO(2019年製作の映画)
3.2
中国から寄贈されるパンダ(ミンミン)を護衛する大役を務めることになった国家情報局員のドタバタコメディー。

主人公のチュ・テジュは、ミンミンの護衛中に頭部を強打し、動物の声が聞こえる特殊能力を身につけますが、彼は潔癖症で大の動物嫌い。当然、喜ぶはずもなく、パニックになります。

とはいえ、謎のテロ集団に奪われたミンミンは助け出さなければいけません。ということで、仕方なく、言葉を交わせるようになった落ちこぼれの軍用犬アリと一緒にミンミンの奪還に向かいます。いわゆる人間とワンコのバディーものになるわけですね。

その他、陸・海・空の様々な生き物と一緒にテロ集団と戦うのですが、CG制作にコストをかけたくなかったのか、そのあたりが物足りません。というか、CGがしょぼい(笑)。特にミンミンが微妙。まあ、それはそれでB級テイストが出ていいのかもしれませんが……。

ストーリーについては、テロ集団が何をしたいのかよく分からない上に、もろもろ雑だったのですが、コメディ映画なのでとりあえずスルー。ぎりぎり及第点という感じでしょうか。

以下、メモ。
・娘は父親のことをパパではなく、なぜか「ミスター・チュ」と呼ぶのですが、タイトルのMr.Zooとかけたのかな
・ミンミンがカンフーパンダっぽい。「リムジン!」の連呼がうざいけどかわいい
・軍用犬のアリの声をシン・ハギュンがやっていたことを後から知ってびっくり
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