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キンキーブーツのtottsunのレビュー・感想・評価

キンキーブーツ(2018年製作の映画)
5.0
このレビュー後旦那さんと職場の人と…トータル3回鑑賞してます。
¥3000は安い!!鑑賞価値のある作品だと思います。初めて観た時から私の心を熱くしてくれて1ヶ月経とうとしてる今でも毎日サントラ聴いたり、YouTube見たり…心を鷲掴みにされているので☆☆☆☆☆にします。
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「キンキーブーツ」🎬22
イギリスの田舎町で靴工場を営む父親が急死したことで、工場を引き継ぐことになったチャーリー(キリアン・ドネリー)は、経営状況が破産寸前であることを知る。従業員の解雇を避けようと頭を悩ませる彼は、ふとしたことからドラァグクイーンのローラ(マット・ヘンリー)とその仲間たちに出会う。彼らの悩みにヒントを得たチャーリーは、ドラァグクイーンのためのセクシーなブーツ「キンキーブーツ」を作ることを思い立つ。
このミュージカルというと三浦春馬&小池徹平版が浮かぶ方も多いのではなかろうか。
残念ながら私はそのバージョンを鑑賞できずじまいだったけど…
先日「Endless SHOCK」を鑑賞した時にエンタメに飢えている自分を再認識したわけだけど…今回イギリスのウエストエンド版ミュージカルが映画館で観られると知って心震えた。
映画版は何度か鑑賞したことあったからストーリーの良さは知っている。
初日初回を特に観るつもりは無かったけど、もし予定が合わなくて観られなかった時を想像するだけで凹むことが分かっていたから…
いざ始まると一気に心が鷲掴みにされて舞い踊った。
生ではなく映像だけど「オペラ座の怪人の25周年ロイヤルアルバートホール」のように観客の声や姿も入っているから自分もそこにいるかのように笑ったりした。本当はもっと拍手したり、スタンディングオベーションしたかった。
それくらい素晴らしくて3000円以上の価値があった。
ローラはまさにローラそのもので冗談も面白いし、仕草やポージングも女性のような(私なんかよりも更に)色気があった。チャーリーは感情の揺れ動く様が表情や声、動きとして伝わってきて心に響いた。
映像の良さは演者の表情の隅々まで見られることよね。
個人的にはローレンの女優さんもとってもキュートで良かった!
表情が目まぐるしく動いて映画版ではそこまでインパクトなく普通だけど、彼女は笑いも喜びの表現も素敵だったなぁ。
鑑賞して初めて知ったけどミュージカル版の曲や歌詞ってシンディ・ローパーが担当してるのね!
とってもポップで耳に残って良かった!
衣装も舞台装置もこだわり全開で胸が高鳴った!
舞台はそこまで広くなさそうだったけど、見せ方が良くて場面転換をするたびにワクワクした!
いやー、ここには書き切れないくらい満足!自分の観たいエンタメがそこにはあってエンディングでは胸が熱くなって目がずっとウルウルしてた。
機会があれば今度は旦那さんを連れてもう一回観に行きたいな!
私的には☆☆☆☆.5かな。
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