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フード・ラック!食運のtoshiのレビュー・感想・評価

フード・ラック!食運(2020年製作の映画)
5.0
焼肉ガッツリ食べたくなる飯テロ作品。いや、焼肉以外の食べ物も作る人の「おいしくなれ」と思いが込められていたら絶対食べたくなる飯テロ映画でも有りました。そしてそれだけではありません。親子、料理人たちの絆が画かれた素晴らしい作品でもありました。

原作、監督は寺門ジモンさん。5年程の時間を費やし作り上げた力作です。寺門さんは食や特にお肉についての知識は豊富でご自身の番組も持たれていますから、今作へのお肉に対するウンチクは兎に角説得力があります。
焼き肉店も有名どころの登場もありましたが、あのお店の山もりキャベツは何時観ても美味しそうでした。そして勿論焼かれるお肉がどれも美味しそう。よだれが止まりません。
そしてNAOTOさん演じる良人のお肉を食べるタイミングに発する言葉。寺門さんらしいです。

飯テロだけではなくヒューマンドラマとしても成り立っている今作には、出てくる料理人がどれも豪華な役者さんでどれもハマリ役でした。
私は、作品に対して上映直後良作臭がすると口角上がり既に涙してしまうのですがw 今作は正にソレ。そして度々起こる感動場面でウルウル。りょうさん演じる母の思いやその思いから話すある言葉にはもう涙が止まりません。こんなにも感動する作品だとは思ってもいませんでした。
寺門さんの初監督作品らしいですが、そうとは思えない程の出来栄えでした。
泣かされる場面は沢山あるのですが、一つだけ寺門さんが泣かせに行ってるなという個所があり流石にそこは逆に泣けなかったのですが、でも初監督でこれだけ素晴らしい作品をお作りになられた事にMAX評価と致しました。

【余談】
今作鑑賞した方はその日絶対焼肉食べますよね。私も晩御飯は焼肉ですw
今作鑑賞の館があるモールは食品売り場がダイエーなのでイオン系食品が陳列されています。イオン系のお肉は自分としてはちょっと物足りないのでokストアへお肉買に行きました。お肉はやっぱりokです。
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