このレビューはネタバレを含みます
信じる/信じないだけで向き合い方が100%決まるわけではないということ
気づいた人から変わっていく
両親はちひろがあの宗教を抜けてもいいと思ってる気がする。なんなら「大人の自分たちが抜けようとしたらリンチに遭うけどちひろが進学を理由に疎遠になるなら団体の上の人からも目をつけられない」と薄々思ってるんじゃないかな、とか。昇子さんもそちら側だと思う。「あなたはあなたの意志でここにいるんじゃないのよ」は「二世だからここにいるのよ」って意味だと思った。
ちひろは両親を信じて実家に残ると思う。