オッペンハイマーのyesのネタバレレビュー・内容・結末

うわ〜〜〜分かんなかった〜〜〜たしかにこれは予習が必要だわ。
私は歴史が苦手なので一般常識レベルの知識もないが、第二次世界大戦中にもうすでに冷戦の前兆がありアメリカとソ連が軍事開発で競り合ってたこと、だからオッペンハイマーの目的は「敵を攻撃する」ではなく「ソ連やナチスより先に原子爆弾を開発する(そしてそれを抑止力にする)」だったこと(脚色かもしれないけど)は分かった。オッペンハイマーが尋問されてる理由はよく分からん。

軍事開発のために村を作っちゃうアメリカの資本すごいな。

日本の被爆被害については放射線のことを明確に描写してないので原爆についてよく知らない人は「威力がバカでかい(だけの)爆弾」と思いそう。京都が投下候補から外れた理由が「文化的価値のある都市だから」だったの、それだけで文化的価値のある都市に住む理由になる。私が思っていたよりは日本についての言及があった。「日本が降伏する前に完成させないと実験地がなくなっちゃう！急げ！」ってかんじだったからもちろん人権がない(まあ人権の概念自体第二次世界大戦後に広まったのだけど)。この頃ってもう民間人への攻撃は国際法違法だったんだよね？そのへんが分かってないと日本の扱いがどう不当だったのかあの描写じゃ伝わらないんじゃないかな。