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ボーはおそれているのyesのネタバレレビュー・内容・結末

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

まず最初に。10秒ぐらいだけど津波に飲まれるような描写(作中では洪水)があるのでトラウマがある人は気をつけて。

グロいかどうかを心配して観たけど、ミッドサマーよりはグロくなかった。グロそうなシーンでは目を瞑っていたので詳しいところはわからない。

私は幻覚、幻聴、妄想経験者なので途中までは「分かる〜」「自分で幻覚、幻聴、妄想って分からないよね~辻褄が合ってないのにね〜」と思ってたけど、あまりにも症状が途切れず、「現実で起こったこういう出来事が主人公にはこう映っているんだろうな」ということが分からないので、置いていかれてしまった。

観るなら劇場で観たほうがいい。配信だと最後まで観れないと思う。3時間である必要はないし、単に鑑賞者を長く苦しめたいから長くしただけだと思う。(トイレに立つ人は意外と少なかった。)

聖書とかアメリカの義務教育の内容が分かっていればもっと楽しめただろうなー。

コメディには受け取れなかったなー。統合失調症の症状って知っているし。自分もここまで非現実的じゃないにしろ似たような経験があるし。

「途中でグループホーム的な精神科に入れられたんだろうな」「カウンセリングでトラウマに曝露したんだろうな」ぐらいしか分からなかったな。
3人の息子に「童貞ならどうやって僕たちを生んだの?」って言われたシーンでは、「統合失調症の妄想に矛盾を突きつけちゃだめだよー…あちゃー」と思った。

統合失調症のエピソードを知っていれば「あー、そういう症状もあるっていうよね」と思える内容ではある。統合失調症の人が観たらどういう感想を抱くんだろう。
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