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プロミシング・ヤング・ウーマンのbluetokyoのレビュー・感想・評価

3.3
後半の怒涛の伏線の回収はすばらしい。こんな方法があるんだと、目を見張るほどだ。それだけに、前半の凡庸なコメディタッチは残念な気がする。おそらく、R18を避けたのだろうと思う。アメリカにも悪質なヤリサーみたいなのが存在するというのは興味深かったけど。ただ、それは、話しだけで、どうのこうのとストーリーを進めてしまうのだ。直接の描写はしないということである。そういう描写があったとしても、エロくない映画はいくらでもあるし、逆に、当事者感覚がかなり薄れてしまい、迫真性が失われて、お芝居じみてしまう。社会派ドラマみたいな感じだから、やはり、R18にはしたくなかったのだろう。でも、作品としては質が下がってしまった。その分、点は低くしてある。
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