Mami

プロミシング・ヤング・ウーマンのMamiのレビュー・感想・評価

4.0
さいっこうにおもしろい!!痛快、精神的なバイオレンスでグロくない、キャリー・マリガン七変化!!
アメリカほどではないにしろ、やっぱり感じるところのある女性蔑視、というか性の対象、モノとしか見られてないあの感じ。この人は違うかもって信じたい気持ちとやっぱりお前もかって裏切られたときの失望感、めっちゃわかる。幸い私は自分も含め親しい人に命を断つほどのことをされた経験はないから、流すことでこれまでやってきたけど。まぁジェンダーで悩むのは女性だけではないんだろうけれども。
そのモヤモヤを、見事に斬りまくってくれるキャシーがかっこよくてほんと痛快!出てくる男性が誰も彼も碌なやつでなくて、その初っ端がアダム・ブロディなのが笑える。2000年代初頭の音楽が懐かしくて、もしかしてtheOC見てた世代にわかるネタかな?いや、セスはあんなクズ野郎じゃないよね!と信じたい!笑
追記:ネタどころか、ちゃんと計算されてるんですね。さすが!監督・脚本家もキャリー・マリガンも同い年!ってことで、道理で音楽も衣装も何もかも懐かしさを感じるわけだ。まんまと監督の計算にハマってしまいました。それも含めてこの映画見れてよかった、映画館で見たかったー!追記終わり

あーとにかく最高!
本当はもっと高スコアつけたいけど、最後、そうなっちゃうと現実には何も残らないので、その分減点。苦しむ姿も嫌なので2回目は見ないと思います。(別のラストバージョンがあれば見る!!)
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