スリラーという部類に入るのだろうけど、フェミニズムの映画ともいえるかもしれない。
基本的に女性は男性に「下」に見られている。
男性も女性も自分でも気づかないうちにそういうものを内面化している。
キャシーは精神的に病んでたのかもしれないけど、もしかするとこの映画の中で一番正常だったのでは。
同級生たちは自分たちが犯した間違いをなかったことにして、正常な毎日を過ごしている。
人間は忘れるからこそ生きていける。
その点ではキャシーも忘れて、というか、糧にして「今」を生きていけてたらよかったのだろうか。