mmmmilk

プロミシング・ヤング・ウーマンのmmmmilkのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

私としてはグサグサ
刺さりまくる上半期No. 1!!
(もう8月だけど)

内容としてはかなりダークでヘビー
なので見る人にとってはトラウマ
だったり自分の見方を変えるきっかけ
になるかも、、、?
ただ本当に多くでも1人の人にみて
ほしい、そんな強さを持つ作品でした。

ダークで悲劇的な内容とは間反対
くらいPOPでカラフルでキャッチーな
ファッション👚
そしてサントラも最高でした。


内容は、プロミシングヤングウーマン。
"前途有望"な女性に起きた悲劇に
ついて。
そしてこれは今もどこかで起きている
現実なんだと衝撃を受けました。

そしてあくまでも加害者は加害者意識は
なく、子供だったとか同意の上だった
とか罪の意識がない人ばかり。
傍観者として加担した事を改めて
言われて思い出し、自分の娘が同じような
被害にあいはじめて被害者の気持ちが
わかったり、はたまた自分が被害者の
立場?になったら自分事に捉えたり。
加害者側やそれを平然と無き者にした
人はみんな着々人生を歩んでいました。
反応は違えど主犯の男たちには
本当にせめて○んでほしいと感じた
くらいな態度で呆れあくまでも
若き日の失敗と済まされているあたりに
憤りを感じた。

あなたのその行動いつものバカな
ノリの一種ですか?
その行動、誰かの人生を終わらせる
って思いませんでしたか?

被害者は身体だけでなく社会的にも
心も殺される。何度も。
なぜ加害者はいつまでも優位な
立場で失うものが少ないんだろう。

なぜ?


憎しみは悲しみを生む。
やり方は違ったかもしれないが
何が正解かわからなくなる
考えさせられる作品。


監督のこの言葉がただただ胸に
残りました。


”この映画に悪人は出てきません。登場人物たちはセックスに関してやや無責任な態度を取る文化の一部にすぎません。なぜ私たちはこういう態度を取るのか、悪い部分を良くするためには自分たちがどう態度を変えていけばいいのか。そういった根本的なものを問うことが重要でした"
mmmmilk

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