玉造

るろうに剣心 最終章 The Beginningの玉造のレビュー・感想・評価

4.0
剣心の頬の傷の謎や今までの過去が明かされる。
ファイナルから続けて観ると、もちろん(ん?)はあるけど、10年前の作品のプロローグを10年後に演じてる健くんの演技が良かった。
人斬りをしながらも、苦悩を葛藤を抱える気持ちを表現。巴と出会い少しずつ普通の幸せを感じ、彼女を愛していく。全く笑顔のない生活からふと笑みがこぼれる。

「龍馬伝」の人斬り似蔵もはまり役だった。端正な顔立ちの中に寡黙で影ある役がぴったりだった。
可憐ながら幸せを奪われた巴、有村架純も憎しみながら、剣心に惹かれていく難しい役所を良く演じている。
可憐で清楚な女優って他にいたかな~いないか…。

原作の長いストーリーを上手くまとめて、まだ違うジャンルのるろ剣になったと思う。剣心は健くん以外には演じられないくらい、代表作品になったのでは。
ありがとう、さようなら。剣心。
玉造

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