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ザ・クーリエのkumadaのレビュー・感想・評価

ザ・クーリエ(2019年製作の映画)
3.3
お話に無駄のないハードボイルドなアクションです。少しユーモアも加味されてます。ゲイリー・オールドマンの狂気を宿した演技は見応えありますね。配達人(オルガ・キュリレンコ)を追い詰める指揮官の苛立ち具合も物語を盛り上げます。オルガさん、先にみた映画「サンティネル」でも同じような役柄を演じてましたが、こちらの映画の方が断然良いです。オルガさんと一緒に逃げるひと、「ファイナル・スコア」にも出てたひとですね。彼とのやりとりの中にユーモアの要素も入ってます。殺人シーンはとてもエグいです。最後に殺されるひと、後頭部が砕けてるし。ラストのオチは、まあそうなるかな。ただ、配達人の過去の履歴の描き方やなぜ証人を守ろうとしたのかという動機付けが弱いです。そこが残念。
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