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罪と女王のfilmtravelerのレビュー・感想・評価

罪と女王(2019年製作の映画)
4.2
マイ・エル=トーキー

義理の息子となった17歳の少年と関係を持つも、知人に目撃されると保身のため、急に冷たくなり、嘘を突き通す非情な女性弁護士。
息子が凍死したのをきっかけに夫も薄々気づき始め、葬儀へ向かう車の途中で終わる。
原題の「dronningen」はデンマーク語で「女王」の意
デンマークのアカデミー賞に当たるロバート賞で、作品賞、監督賞、主演女優賞など主要計9部門を受賞している他、数々の映画賞を受賞。
夫婦の闇、女の心の闇、家族に存在する闇。
女は怖い。女の嘘は人も殺す。