恒例夏映画(?)。世に言う令和ライダーに入り、食傷気味となってしまい、1クール丸々観なかった時期もありつつ、リアルタイムで完走した作品でもあるので、制作体制の困難さにも思いを馳せながら劇場へ向かった。
テレビシリーズ最終話、サプライズ登場したエスこと伊藤氏、そこにAtoZ的な期待もしたのだが、やはりというべきか劇場版にも完璧には楽しめなかったというのが正直なところ。
もちろん、後半のある展開には驚きとともに、ついにこういう展開をやるのかと言う嬉しさもあるのだが、リアルタイムを謳う割には、特に教会回りのシークエンスにモタつきが観られ、そこでダレる。
とは言いつつ、ZAIA、というより天津の一連のシーンには笑わされ、劇場版ならではのロケ撮影には見ごたえを感じてはいたので(今年は特に大変だったであろうことを加味しつつ)、そこそこ面白がれていたのかもしれない。
ともかく、キャストやスタッフの方々には本当にお疲れさまでした、ということは伝えたいと思う。