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彼女たちの革命前夜のシネマのレビュー・感想・評価

彼女たちの革命前夜(2019年製作の映画)
3.8
実話ベース

1970年のミス・ワールド・ロンドン大会と女性解放運動家達をつうじて、当時のイギリスの女性達や出場者の置かれた状況が描かれている

現在のご本人達が最後に登場
それで、なぜ、1970年のミス・ワールドの大会を選んだのか、腑に落ちた

審査の様子が…もやっとしていて気持ちの整理がつかんかったけど
牛の品評会に例えられていたが、
映画やドラマで観る、ストリップを観に来ている男達を彷彿とさせる感じだったからか…と観終わった後に気付いた

この作品でミスコンの一番の問題点として描かれているのは審査員も司会者もゲストも男性だけという事かと

ミス・ワールドの主催者夫妻の妻の言葉が心に残る←でも発言権なし

折しも日本がジェンダー・ギャップ指数で125位になり、また下がったというニュースが…
昨年の順位の段階で今までのペースだとトップの水準に追い付くのが130年後と本で読んだばかり…130年後には上位はもっと先に行っているのだから…言わずもがな…
選挙で女性候補者に投票するとかしかできていないけれど…

だから尚更「ミス日本」が連呼されていたのが気になった
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