芹沢由紀子

モールスの芹沢由紀子のレビュー・感想・評価

モールス(2010年製作の映画)
2.5
すいません、本家のスウェーデン映画のほうを好きすぎて、何も心に響きませんでした。
少女は小ぎれいすぎて、少年は不気味でした。
ハリウッドなので、「こんなこともできるんだぞ!」とドヤ顔でエンタメ超大作をやって見せてくれてるのかなと期待したものの、ストックホルムがニューメキシコ州になり(雪降るんだね!)、登場人物の名前が変わってる程度で、アメリカバージョンを作った意味がよくわかりませんでした。土地のよさとか全く生かせてなくて、雪も偽物感満載だし寒そうじゃないし息は白くないし萎えまくった。

ところどころを忠実に再現しすぎていて、ほんとうに何をしたいのかわかりません。
もっと残忍で血みどろのホラー色を前面に出して、ロボコップみたいに仰々しくしてくれたらそれはそれで大好きになったと思います。
芹沢由紀子

芹沢由紀子