すぽんてぃにあす

プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵のすぽんてぃにあすのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ダニエル・ラドクリフ主演、南アフリカを舞台に実際に起きた脱獄系映画。

邦題の安っぽさに比べてそこそこ楽しめた内容。
実話ベースなんで盛り込み具合にケチは付けられないが、時代とか反アパルトヘイトとかの題材があまり活きていないのが少し残念。

近場から少しずつアイテムを集めて活動範囲を広げながら最終目標に近づいていく、そんなゲーム感覚にライトに楽しめる内容だったんじゃないかな。
組織の一員として色々大変な要素も実際にはあったんだろうが、2時間足らずでそこまで詰め込むのは無理と踏んだんだろう。
どういう経緯で導入に至ったのかも割愛されているので、脱獄劇だけを素直に掻い摘めば良いと思われる。

その時代、その環境に応じた脱獄作品として十分。
感情移入は時間的に不可能だが、ゴリ押しのハラハラ要素を思う存分味わおう。