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弱虫ペダルのnnnのネタバレレビュー・内容・結末

弱虫ペダル(2020年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

漫画弱虫ペダルの実写。漫画は2年生編まで読破済。

弱虫ペダルという漫画は、アキバに自転車で通うオタク高校生が、とある出来事から自転車部に入り、インターハイ優勝に向け切磋琢磨する話。前半はかなり良い出来だった。尺が短い中でも一年生レースの見せ方は原作に忠実、かつ熱い展開を見せた。自転車競技にCGはあまり使ってないようだが、カメラワークや役者陣の演技で白熱したレースを見せてもらえた。

さて、問題は後半のオリジナル脚本。県大会予選を描いたシーンなのだが、これがひどすぎた。インターハイやチーム二人組が尺の都合で入れられないのはまだわかるが、展開や流れがお粗末すぎた。

・魅力的なライバルの不在。御堂筋だけでも出せばよかったような
・3年生が使えない役回りになっていて悲しい。マキシマ・金城活躍なし。田所の独走の意味のなさ。
・妨害されてるのに、なぜ一年を前に出せる
・小野田が最後山を引いたのに、ぎりぎり勝てた今泉。フドウがどれくらい強いかの描写がないから、凄さがわからない
・落車が不自然
・2年生を差し置いて1年がレースに出る理由
・県大会予選で苦戦する総北

あげたらキリがないのだが、ひどい脚本だった。

役者はかなり良かったし、役者に非はない。このキャストでドラマ化してほしかったし、二部作にしてもらいたかった。何とも勿体ない後半。
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