推しがいたことがなく、この映画ほどの趣味で繋がった仲間みたいなものも経験したことがないけど、おもしろかったし泣いた。
(最近すぐ泣く)
2000年代を生きた人にとっては、年齢やハロプロへの推し量に関わらず、ノスタルジーを感じると思う。あの頃はまだCDショップ💿ぎりぎりやっていけてたんかなあとか、古いお札なつかしい！とか、細かいところも楽しめる。
僕個人的な話だと、大学卒業後すぐ就職したので、ツルギやニートのおじさんたちが羨ましくも映る。かといって、むちゃくちゃ今を楽しんでいる彼らは彼らで不安を抱くのだから、まじ人間めんどくさい🧑
ツルギがひとりでコンサートに行くことになり、自分と向き合うシーンは印象的だった。ライブ前とか、映画始まる前とか、1人だと案外そういうこと考える一瞬あるな、と共感した。
お話の展開としては、予想外ではあったけど、その予想外に泣かされた。ライブのシーンずるいし、コズミンの一言もずるいよ。
「すばらしき世界」もだけど、仲野太賀さんにむっちゃ泣かされるんですけど😡
だんだんと色々なものがかわって、いつかは今も「あの頃」になってしまうけど、その時々が1番楽しいと、せめて口にするだけでも明日は明るいのかもしれない。
