登場人物全員好きだった。
爽やかで素敵な映画には愛すべきキャラクターが多い。
まず名前がいい。
はだし、ビート板、ブルーハワイ。
劇中では名前の由来に触れることはないけど、なにかしらそういう個性があるんだろうなと感じさせるし、3人の仲がもう伝わってくる。
駒田も好きだった。(ボールがミットに当たる音でどのピッチャーが投げたか当てられる)メインストーリーには絡んでこないけど、彼なりの甘酸っぱい夏があったんだろうな、と感じさせるあたりが良かった。
好き好き言ってるキラキラ青春映画を撮る映画部にうんざりしてる、時代劇オタクのはだし。自分の書いた脚本にぴったりの凛太朗に出会って、オリジナルの時代劇映画を撮るという物語が動き出す。
映画を撮る様子を映画にする、というのはもうすでにいくつもあるんだろうが、やっぱりなんかいいな。ひとつのゴールに向かって、ばらばらのメンバーが結束していく様子は、こそばゆいけど温かい気持ちになる。
板橋駿谷さんだけはおじさんすぎて笑った。アラフォーで高校生役はおもろい。
追記
駒田役をしたのが小日向星一さんという方と知り、あの小日向文世さんの息子さんでした。びつくり。