西村大樹

実録三億円事件 時効成立の西村大樹のレビュー・感想・評価

実録三億円事件 時効成立(1975年製作の映画)
2.0
「実録」とあるが、犯人が逮捕されていないので脚色された部分が当然ある。犯人側の描き方などは、完全にそうであろう。
しかし、「実録」と言われても信じてしまいそうになる力がある。脚色された箇所と実録の部分とが上手く溶け込みあっているからであろう。
ただ、実録を気にしすぎたためか、ドマラチックな展開に乏しい。石井監督特有の、見世物感がほしかった。
西村大樹

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