西村大樹

忍者武芸帖 百地三太夫の西村大樹のレビュー・感想・評価

忍者武芸帖 百地三太夫(1980年製作の映画)
2.0
なんとも安っぽい。東映時代劇の末路を感じさせる1作。
特に酷いのは、音楽。何故にアクションシーンにあのような曲調を指定したのか?
そして、脚本の酷さ。物語らしきモノはあるのだが、それを掘り下げることは一切せずに、ただアクションを魅せるだけ。JACが制作に絡んでいるので仕方が無いが、もしかしたら実質的な監督は千葉真一なのでは?と想像してしまう。
1ショットだけ、往年の東映時代劇のり意地が観られるセットがあるのが救い……あまりに小さな救いではあるが。
西村大樹

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