実録三億円事件 時効成立の作品情報・感想・評価

「実録三億円事件 時効成立」に投稿された感想・評価

ume

umeの感想・評価

1.0

このレビューはネタバレを含みます

警察のために作ったような映画
時効になったてしまった理由や
警察の悪かったところを出して欲しかった


三億円の犯行シーンは良かった
otom

otomの感想・評価

3.8
悪魔のようなジュリーとは似ても似つかない程に心臓に毛が生えた小川真由美と岡田祐介を金子信雄が顔芸を盛り込みつつ、ジワジワと追い詰める。完全なる東映実録ものの作りで楽しい。あり得ない特撮や小川真由美の茂みのはばかりなど本筋とはあまり関係ない見所も多い。流石の石井輝男良作品。良作。
実録とうたってますが、作品の内容も、もちろんフィクションです。
作品冒頭に、平塚八兵衛本人のコメントがあり、現在、犯人だと思われてる現職警官の息子で、青酸カリ自殺した男の事も、劇中で語られてます。
大事なポイントのモンタージュ写真がデタラメなのも。

劇中の犯人役の岡田裕介は、大人しい役が多いですが、この作品の役は見事です。情婦役の小川眞由美は、うまいけど岡田より格が上なのでちょっと違うと思いました。
刑事役の金子信雄に関しては、言うこと無しです(笑)

ちなみに、ウルトラセブンのクラタ隊長役で有名な南廣を確認しました。
金子信雄出てきたらもうそれですべてだなw

2017/6/9 シネマヴェーラ渋谷 石井輝男十三回忌追悼特集
buccimane

buccimaneの感想・評価

4.0
こういう実録スタイルもあるんだと驚いた。
犯人像も新鮮だし金子デカのアプローチも面白いな。
あれだけ盗品が多かったらアシがつきそうな気もするが。
3億円の用途もこれなら納得いくし。
しかしなんと言っても小川さんが色っぽくて良かった。個人的にはあのくらいの熟れ具合がもう
金子信雄のキャラがクドすぎるのがアレだけど、そのぶん小川真由美が素晴らしいのでヨシ。クライムドラマとしてけっこう好み。
「十三回忌追悼特集 甦る映画魂 The Legend Of 石井輝男」@シネマヴェーラ渋谷
三億円事件に着想を得て、架空の犯人を想定して作成された作品。

古き良き邦画という雰囲気が好みでした。ストーリーもまとまっていて最後まで目が離せなかったです。

賭け事が好きで借金だらけの西原は、孝子の稼ぎで食べさせてもらっている状況。そんな西原には一獲千金を狙うある計画があった。その計画とは・・・。

昔の刑事ドラマの良作を見ているような感覚。ラストは賛否両論あるかも知れませんが僕は好きでした。
同じ三億円事件を題材にしたジュリーのピカレスクドラマ『悪魔のようなあいつ』では耽美で虚無的な犯人像だったが、本作の犯人は貧乏で泥臭く金と女にだらしないダメ男である。
そんな主人公を甘やかしつつも支えるだめんずを小川真由美が演じる。
相変わらず薄幸な役が上手い。というか、果たして小川真由美が幸福な映画があるのか。
主演の岡田裕介は岡田茂の息子だったわけだから超ボンボンだったのだろうが、なんだか頼りない表情と情けない感じの演技が貧乏駄目男設定に意外にハマっている。
この2人がクソ狭いボロアパートでねこまんまをかっ食らう冒頭が素晴らしくみみっちい。

そんなしみったれたボニーとクライドだが、犯罪シーンは中々にクールだ。
ここらはクライムサスペンスとして出色の出来で、淡々と強奪を達成する犯人と、状況を把握できていない警察側を並行して描いていて、やがて警察が事態を把握するに至るまでの「浸水感」が素晴らしい。
あんな頭の悪そうな主人公にこんな周到な計画が遂行できるのか、というチグハグさは実録故のジレンマだが…

後半からは、金子信雄演じる刑事が主役となり岡田裕介を追い詰める推理サスペンスとなる。
いつもは大体ヤクザか政治家役で汚職やセクハラばかりしている金子信雄だが、今回は凄腕刑事役だ。
とはいえ、取り調べ中にコンドームギャグを発する所などはいつも通り。
金子信雄のネチネチさが刑事に転化するとこんなにもやっかいなのか。
LEONkei

LEONkeiの感想・評価

3.0
実録と言いながらも作中の人物が犯人とも言えないし、犯人とも言える…三億円事件は当時戦後最大の捜査員が関わった出来事なので、その捜査員の中の一人が目に付けた人物を追うという作品。

どれほど下調べをし考えて制作したかは少し疑問はあるが、事実云々ではなく1つの事件モノ映画としてみればソコソコ面白い。

石井輝男監督の若き時代の色も匂わせ、男女の欲情表現や〝網走番外地〟のような緊迫感も漂う作品です…(u_u)
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