松岡茉優

ポゼッサーの松岡茉優のレビュー・感想・評価

ポゼッサー(2020年製作の映画)
3.8
中原昌也大先生が大絶賛していた+クローネンバーグの息子の監督作とあって期待値ぶち上げたが、普通…。まあまあ面白い。
ヴィルヌーヴとかヨルゴス・ランティモスみたいなスタイリッシュなショットが続き、ストーリーがダラダラと進んでいくので眠くなる。「他者への憑依」という扱っているテーマ自体はかなり面白いが、もっとグチャグチャに感情剥き出しで描いて欲しかった。人体破壊などの残酷描写は抜かりなくやってるのでよかったが、ラスト30分くらいまではぶっちゃけテンポ悪すぎとしか思えない。日本公開されないのはガキが銃殺されるシーンがあるからか?ただ、ヴィルヌーヴが同じテーマで撮ったら、恐らくさらに眠くなる+つまらなくなりそうなので、そう考えるとこの映画は「面白い」んだなとも思った(上から目線)
松岡茉優

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