中原昌也大先生が大絶賛していた+クローネンバーグの息子の監督作とあって期待値ぶち上げたが、普通…。まあまあ面白い。
ヴィルヌーヴとかヨルゴス・ランティモスみたいなスタイリッシュなショットが続き、ストーリーがダラダラと進んでいくので眠くなる。「他者への憑依」という扱っているテーマ自体はかなり面白いが、もっとグチャグチャに感情剥き出しで描いて欲しかった。人体破壊などの残酷描写は抜かりなくやってるのでよかったが、ラスト30分くらいまではぶっちゃけテンポ悪すぎとしか思えない。日本公開されないのはガキが銃殺されるシーンがあるからか?ただ、ヴィルヌーヴが同じテーマで撮ったら、恐らくさらに眠くなる+つまらなくなりそうなので、そう考えるとこの映画は「面白い」んだなとも思った(上から目線)