ワイカ

スイング・ステートのワイカのネタバレレビュー・内容・結末

スイング・ステート(2020年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

 アメリカの選挙システムと選挙ビジネスを痛烈に皮肉った政治コメディ。なかなかよくできた作品です。

 2017年の米大統領選で敗れた民主党の選挙参謀が、田舎の町長選の強力候補になりそうな人物をYouTubeで見いだし、リベンジとばかりに町長選に乗り込むも…というお話。

 終盤まではなんとなく牧歌的な雰囲気で、田舎に乗り込んできたワシントンの政治エリートたちの滑稽さを緩めの笑いとともに描いてます。ところが結末はけっこう驚きの展開で、これ以上ないくらい米国の選挙ビジネスを風刺してます。

 スティーヴ・カレルが彼らしいハイテンションな演技。あの美しいローズ・バーンも嫌なライバルを怪演してて楽しめます。

 時間の都合で2日間に分けて見たらオチにイマイチガツンと来ず後悔。最後まで一気に見た方がよさそうです。

 エンドロールは意味や狙いが分からず、ちょっと余計だったかも。
ワイカ

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