ヘソの曲り角

さよなら、私のロンリーのヘソの曲り角のレビュー・感想・評価

さよなら、私のロンリー(2020年製作の映画)
4.0
このゆるふわ感のあるジャケとは全然雰囲気が違う。小汚い生活と毒親によってかなり滅入る内容になっているがよく観てると展開自体はオーソドックスそのもの、チャチなサギで食いつなぐダメ家族の娘とそれにたまたま加担しはじめた女性の交流を描いてる。最後の着地は「あぁ、やっぱそうなるんだ…」という感じ。丁寧に描写を重ねてるのでそうなるであろうことは早い段階で分かるのだが。ファーストショットからいい感じの画。あと泡が漏れるところがもろマイク・ミルズみたいで笑った。主演がいい声してる。ちゃんと暗闇出たらテンション爆上がりしててそこは感動。ダンスも意外とキレキレ。親父がいいな。ジーン・ハックマン、ロビン・ウィリアムズらへんの不気味なおやじ。息を吸うように詐欺・軽犯罪を犯していてがっつりイリーガルなのがよかった。でも虐待による依存の話なのは分かりやすく展開もスッキリしてて観てる最中は楽しいのだが思い出してみるといまいち印象が薄いような気がする……。