世界的な大監督の1人、ビリーワイルダーの法廷映画。これは本当に素晴らしかった。序盤はスローな流れだけど、ウィットに富んだ会話劇で飽きさせない。そして後半からの流れがすごかった。最後まで見てから前半に張り巡らせた伏線に気づいて、感嘆する思いだった。
ただでさえよく練られてハイレベルな脚本なんだけど、ビリーワイルダー作品は笑えるところもちゃんとあるのがいいなと思った。巷には笑えないコメディ映画ばっかなのにギャグも冴えてるなんてすごいな〜。最初は微妙なキャラだった主人公も最後は好きになってた。ただ邦題とこのパッケージはなんか違うと思った。
今見ても素晴らしいハイレベルな脚本に知的満足感が得られました。高評価です！
