歳をとることってこんなにも残酷なのか、
アンソニーホプキンスがすばらしい。本人もかなり高齢だと思うけど、さすがだった。あんな豊かな表情を見られると思っていなかったので、とても心に刺さった。まだまだ元気でいてほしい。(Instagram見てるよ…)
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内容に関して、わたしの祖父が本当にこんな感じで、晩年は色んなことが分からなくなった。周り次第なところもあって、それを家族が嫌がるのはものすごく困惑と不安を招くだろうと思う。
自分の祖父と重なって、後半はずっと涙が止まらなかった。祖父のこころを本当にはわかっていなかったのだなということと、今これを見て、ほんの少し、感じることができたような気がした。
赤子に還っていく彼ら。母を呼ぶあの瞬間、見たことのない子供のような表情。
なんと言い表すことができるだろう、
さらに怖いのは、自分さえもああいった状況になることが十分にあること。
胸がいたい。もう二度と観るものかとおもったけれど、この気持ちを思い出す為に、また観ることがあるかもしれない。
個人的には辛すぎたけど、良作