このレビューはネタバレを含みます
もしあなたの父が認知症になったら─
私の親がもし認知症になったらどうしようと考えさせられました
この映画では認知症を追体験することができます
様々なことを言う人達、話がコロコロ変わる娘、娘の夫と言い張る色んな男性、聞いたことのある同じ会話、来ない明日…
娘さんも旦那さんもよく耐えたなあ…
愛する人の父とはいえ、自分の親でもない人からの暴言は私は耐えられない
そしてその暴言が自分の肉親であったらそれはとても辛い…
妻が連れてきた父親にここは自分の家だと怒鳴られ、介護は必要ないと言われ、旅行を台無しにされ…
家に帰ると誰だと言われ、夜を朝だと言われ…
私だったらイラついてしまうかもしれません
何度も何度も同じ説明をしなくてはいけなかったり、自分のことを罵倒してきたり、周知の事実を覚えていなかったりすることは私にとってはさぞ苦痛だろうと容易に想像がつく
弟妹に押しつけたくなるかも、、
それが原因で弟妹や旦那さんと口論になるかもしれません
それが家計を圧迫なんてことになったら尚更
もし親が介護士をこの映画のように拒んだら仕事に支障をきたすことになるのは目に見えています
少子高齢化の世の中、認知症を親に持つ人の悲しい事件もよく耳にします
早く治療法が見つかりますように
そして私の親祖母には認知症予防の生活を心掛けて欲しい
アンソニーは最終的には娘ではなく母に会いたいと
私の家誰の家にもにも訪れるかもしれない話でした