志村けんの訃報が未だ信じられず…最近ようやく大好きだった作品など見返すことができています。
今作は、山田洋次監督による志村けんと菅田将暉がダブル主演予定であった作品…
入院中に辞退していたんですよね…容態良くないんだとわかって、とてもとても心配していた…結局そのまま…
代役として沢田研二…彼の演技も見たことあるし良い配役と思いますが、いかんせん志村けん主演の映画というのを観たすぎでしたので、評価はさほど上げないつもりだったんですけど…！
めっちゃくちゃ感動しました。
沢田研二なりにこの役をものにしていて、全く違和感ないダメおやじぶり！
東村山音頭をきいて涙が溢れてきたのは初めてのことです。
志村けんとは昔から仲良しであった彼が代役したからこそ、感じ出せるものもあり、結果感動が倍増！
脚本は良くも悪くも山田洋次監督ですね…な、感動ホームドラマ。
主人公ゴウの若かりし頃を菅田将暉が演じていますが、この回想シーンでは小津安二郎監督をモデルにしているだろうお話が沢山でてきます。
映画愛と家族愛と、小津と志村への敬意が見え隠れする、感動物語でした。
ただ、菅田将暉も沢田研二も素晴らしい演技だし2人ともイケメンなんですが…容姿の作りが違すぎるのが、ちょっと違和感でしたか。あれがああはならんでしょう。これは志村であったとしてもそうですね。
所詮見た目とはいえ、内容が良かっただけに、ちょぉっと気になりました。
