ハイプなるドラッグの蔓延するアメリカで、ゾンビのように徘徊するジャンキー。
街にドラッグをバラ撒き、ジャンキーを束ねるギャング・リーダーが、禁断症状の出たルーシーを戯れに殺し、それを察した妹のエリザベスは怒りに震え、リーダーのボズから大量のハイプを強奪。
追手をかけられ、取っ組み合いになりながら逃げ込んだ先は、VFW＝海外派兵退役軍人会［字幕より引用］という施設に設えられたバーだった。
そこにいたのはマスターのフレッドの誕生日を祝おうと集まった仲間たち。仲間の一人が追手に斧で切りつけられ、あたりは一気に修羅場に。
ボズはさらに追手をかけるも、奴らは知らなかった。フレッドたちは、朝鮮やベトナムを生き抜いた歴戦の古強者［ふるつわもの］だったのだ―――！
完全に演出がゾンビ映画。
レーティング対策か画面が暗い。かっけぇ爺ちゃん達のいぶし銀アクション。
『ランボー』『プレデター』『イコライザー』をゴア盛り込んだ、70's・80'sの雰囲気（米wikiではグラインドハウス(映画館の方)と評していた）が、良い感じ。
音楽がラウド系なのも良かった！
まぁ、一昔前のゾンビ・パウダー(バスソルト)が取り沙汰された、人の顔面を食し容疑者が射殺されたマイアミ・ゾンビ事件(しかし容疑者からはマリファナしか検出されなかった)とYouTubeにあるフィラデルフィア、ケンジントンのジャンキーの徘徊するストリート映像(何故かオススメされた)で、イメージは出来た。
