久しぶりに「好きだ」と思える 日本映画 を観た。
桃井かおり と 清原伽耶。
この二人でなければなりたたない。
そして、
きっと、監督の力、なんだろうな。
一つ一つのシーンの、時間の切り取り方が好き。
切り取り方・・シーンのチョイス、という意味だけでなく、そのシーンに使う時間のつかい方?が長すぎず、短すぎず、無駄がない。(私にとって)
水族館での、くらげを二人で見上げているシーンもそうだけど、
屋上から眺めているごく普通の町並み、
それを見ているつばめのアップ、
どうしてここで?と思う どおってことないシーンでも、涙がでたりする。
なんだろ・・。
詳しいことはわからないけど、
今の自分の気持ちにぴったりなんだろうな。
すごく相性がいい人と出会った様な、
ずっと黙っていても気をつかわないでいられる人と一緒にいる様な、
この居心地の良さ。
鑑賞中に
「私 好きだわ、この映画」と
何度、思ったことだろう。
つじつまのあわないことも含めて。
藤井道人監督。
ほかの映画もぜひ観てみたい。