わみ

逃げた女のわみのレビュー・感想・評価

逃げた女(2019年製作の映画)
3.5
気になってたから、見る前からここのレビューチェックしていて、みんなが何から逃げたの??って書いてた意味がわかった。笑

何から逃げたのか、誰が逃げた女なのか、今からいろんな解釈みて理解の旅だな、ってところだけど、まず、キム・ミニのいでたちがとても可愛かった!

髪型真似したいし、(私がやるときっと失敗する)
スラッとした体型に全身黒のファッションも最高によかった。
派手じゃないけどひとつひとつ良いものを、長く身に付けてる感じ。
(こう考えるととてもガミの人間性にあってるなと)
ほんとに可愛くて魅力的でした。

この監督の他の作品はみたことないんだけど、繰り返されるズーム、たしかにじわじわきた。

猫のズームは個人的にたまらんかった(猫好き

猫来るか…?猫ズームくるか…???
きたーーーーーーー!!!!!!
ってなった。笑(ニヤニヤ

肝心のストーリーですが、
うーんやはり難解。

5年ずっと一緒というのは私にとってはすげー、だけど、え?そうじゃないの?って言う人もきっと一定数いるし。
パートナーがそう言うから、それが当たり前だと思ってた、それだけのこと。

自分も恋愛においてはちょっと少数派なところがあり、初めて付き合った人と結婚したんだけど、これも自分からすると、ただそのまま続いた、それだけのこと。
周りはすごーい!って言ったけど。
そういう感覚なんだろうなーって思った。

既婚者のガミが、離婚した先輩や、独身を謳歌してる先輩と話している時の反応はちょっと懐かしいものがありました。

舞踊作家の先輩との会話で、恋愛(?ストーカー?)に悩む先輩に、「楽しそう」と話すところはすごいわかる〜ってなった。
結婚したらそういうことで悩むなんてできないんだもん。
わたしも恋に悩む友人たちに、「え〜楽しそう!いいな〜」ってめっちゃ言うてました。笑

2人の先輩の家の窓を開けるシーンも印象的だった。
どちらの家でも、外には自然豊かな見慣れない風景が広がっていて、冬の澄んだ空気が気持ちよく部屋に入り込む。
ガミの心にもそういう新鮮な風が入り込んできたのでは。

同監督の他の作品もみてみなきゃな。

サムギョプサルとりんごが食べたくなる映画。
わみ

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