このレビューはネタバレを含みます
とにかく、ベニチオ・デル・トロありきの映画。
とにかくその漢っぷりが半端ない！
かっこいいだろ！
（でもね、個人的にはほんのちょっとだけ顔が赤井英和に似てると思ったりしちゃう）
それと、ハル・ベリーはやっぱり『X-MEN』の時のハル・ベリーが好き。
それと冒頭に子供がデル・トロに「スーツがでかい」みたいなこというシーンには笑ってしまった。
普通、ヤク中の人はどーしようもない人間に画かれるパターン多いけど、根本的にジェリー役のデル・トロはいい奴なんだよね。
全く憎めない。
基本淡々と進んでいくタイプの映画だが、こういう映画はつまらない時は、極端につまらないがこの作品はハマった。
オードリー役のハル・ベリーは、ジェリーを自分から家に呼んで住まわせておいて、無茶苦茶失礼極まりないことを何度もジェリーに言う。
どういう神経をしてるのか、めちゃめちゃ腹立つし、挙げ句に追い出してジェリーはまたヘロインに手を出してしまう。
（彼はヤク中がゴロゴロ寝転んでいる、昔の荒廃したハーレムのようなところで見つかるが、街を少しはずれたらとんでもない物騒なところがあるんだね、日本じゃ考えられない）
この女何かき回してんだよと思ったが、彼女も夫の突然の死を受け入れられず、精神的にきちゃってたんだなと思うことにする。。。
そして、脇役のジョン・キャロル・リンチがいい味出しててこれまた最高によい！
