悲しみが乾くまでの作品情報・感想・評価

「悲しみが乾くまで」に投稿された感想・評価

死んだ夫の親友でヘロイン中毒のベニチオおじさんと暮らす話
"Accept the good."

ハルベリーの演技が圧巻…葬式でジェリーに"I hated you so many years." と悲しい笑顔で投げかけるのも、ふいにキッチンで"It should've been you, Jerry. Why wasn't it you?"と問うのもひどく冷酷なはずのに、夫の親友を助けることで気丈に振る舞っていたオードリーの脆いところが露呈するようでたいへん良かった…

ベニチオおじさんのヤク中っぷりは折り紙つきなのでもはやなんでもいいですが、子供と遊ぶ姿も、オードリーに寄り添ってやる姿も………なんなんだ…パパ………と拝みながら見てしまいましたね…
小さく唸るような発音も、光の加減で緑がかった金色に輝く瞳も、ア〜〜〜〜〜〜って感じ

ジェリーがハワードのおうちで缶のコーラ飲むとき、ちゃんとティッシュ敷いてテーブルに置くの最高に最高…
オードリーにキスしようとして拒まれて、ちょっと笑いながら自分の唇をばちんと叩くのも最高に最高……………
エイジ

エイジの感想・評価

3.8
突然夫を亡くした妻。
その夫が気にかけていた薬物中毒の親友。
それぞれの立ち直りの物語。

親友の立ち直りの手助けをする事で、夫を感じていたかったのかな。


しかし、スサンネ・ビアの脚本は盛らない。等身大の話。淡々とした演出なのに、たまにドラマチックに揺さぶられる。



立ち直るきっかけは、悲しみが乾くきっかけは
自分の事じゃなく、他人のことを思うことから始まる。

いい映画でした。
恋人に観てくれ!君が写ってるから!!!と懇願されたので観た

ハーパーは確かに私に似ていた

このレビューはネタバレを含みます

あんな夫の死はつらいなぁ。
心の準備もなく突然だもの。

オードリーが、ジェリーを呼び寄せて家に住まわせた時、何でそんなことを?と思ったけど、ブライアンのパソコンの前で泣くオードリーを見た時に、やっと理由がわかった気がした。

夫の死を受け入れて涙を流すのにも、心の整理が必要で、誰かに甘えたり、誰かにぶつけたりしたかったのだろう。

ジェリーをベットに入れて耳を触ってもらうとか、ジェリーに「あなたが死ねば良かった」と言うとか…オードリーのしたことはまるで子供。

でも、子供なら許されるかもしれないが、普通、大人はそんなことは出来ない。

だから、日頃から、本当は寂しいのに、人に甘えたくても甘えられない私にとっては、そんなことが出来たらなぁ…と思いながら見るおとぎ話だった。

「神よ、変えることができないものを受け入れ、変えることができるものを、変える勇気を与えて下さい。」という祈りが、私の心にも沁みる。

人の死だけでなく、受け入れていかなければ前に進めないことってあるよなぁ、と共感できる作品だった。

ベニチオ・デル・トロのラリッた時の目や、ベットで悶え苦しむ姿は本当に苦しそうだったな…。

あと、ちょっと横目して口を開けた表情をすると、一瞬、ブラピがイカれた役をする時の顔に似てた気がするんだけど、気のせい?
maaax

maaaxの感想・評価

3.9
このカメラワークに繊細な雰囲気!引き込まれたし、ストーリーもすごく良かった!好き!!そして何よりデルトロが好き!!!
ikumi

ikumiの感想・評価

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どんなに優しい人々にも、悲しみが訪れてしまうことはある
妻と彼女が毛嫌いしてた夫の親友が同居をはじめる、という難しい過程を自然に爽やかに描く監督におこがましくも脱帽する
役者さん二人の演技も素晴らしいけど、監督の撮り方がとにかく繊細で上手い、傑作だと思う
ak

akの感想・評価

3.1
accept the good.それが難しい
薬中役でもベネチオデルトロにはキュンキュン
マーク・ウェブ監督の「さよなら、ぼくのマンハッタン」で脚本を担当したアラン・ローブが、製作総指揮まで買って出た2007年の恋愛作品。アランが書いた脚本は、まだ映画化されていない脚本が閲覧できる「ブラックリスト」で、年間第1位の高い評価を得たもので、「ある愛の風景」や「アフター・ウェディング」で注目されたデンマークの女性監督スサンネ・ビアが、ハリウッドデビュー作としてメガホンを取っている。

愛妻の夫を突然亡くした主人公の女性が、夫のいちばんの親友であり、麻薬中毒から立ち直ろうとしている男性と微妙な距離を保ちながら、互いに惹かれ合っていくという恋愛作品。人生を助けられた友人の妻に、ストイックな思いを抱くベニチオ・デル・トロの演技が素晴らしい。

脚本も細部までつくりこまれた映画通を唸らせるものであり、なかなかの秀作だ。妻役のハル・ベリーも魅力的で、かなりクオリティ高い作品となっている。デンマーク出身の監督はめずらしく、スザンネ・ピアの作品も初めてだったが、繊細で細部まで心くばりされた映像は、他の作品も観賞したい気分にさせてくれる。
nazuki

nazukiの感想・評価

3.4
ベニチオデルトロ目当てで鑑賞🐜
夜中に一人で涙腺崩壊、、登場人物が素直な人ばかりでこっちが救われた、、
人生最大の悲しみに対しての周りの人々の支え合い。人の大切さを考えさせられました
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