結局、国民を向いて誰も政治をしていない現実
やはり誰もが政権争いに加わりたい、影響力を発揮したい
権力闘争に邁進することになる
無理もない
権力がなければ影響力は発揮できず、自身の理想など実現する術もない
だが、権力を手に入れるためには、自身の理想だけではダメで、
現時点で影響力のある者の代弁をしないとならない
そして、その影響力のある者は、俺たち持たざる民ではないから、
誰も国民を見て政治はしない
さらに、俺たち民も政治家を見ずに、空気に流されて投票する者や、
全く興味を持たずに投票しない者が多く、
政治家にこちらを向かせることなどできるわけがない
しかし、小川代議士は、最も政治家でいて欲しいが、権力闘争には興味がないという点で、政治家では出世できない男である
いや、きっと官僚でもサラリーマンでも出世は無理そうだ
真っ直ぐすぎるが故に、この人は権力闘争に向かない
可能性があるとしたら、影響力のある大物が彼のクリーンさを武器にすべく右腕として重用するうちに重役につき、全国で名を知られる代議士になるというストーリーだろう
でも悲しいかな、野党に身置き、野党が自壊した結果、そのようなことは望むべくもない
以下蛇足
編集の妙が素晴らしい
ドキュメンタリーだけど、エンタメに仕上がっている
一人の実直な男が、17年間、実直さを保ちつつ、政治に挑み、のたうち回る姿が美しくもあった
地元高松の慎ましい賃貸住宅住まい、娘もそこで育ったというから、この17年間は引っ越していないのだろう
本当に実直に17年間、ひたすら政治に向き合ったことがここからもわかる
お揚げをレンチンしてネギを乗せてうまそうに頬張る様に、俺たちの代表であることが強く感じられた
しかし、17年間、政治家としての影響力は未だ弱いまま...悲しい現実😢
追記
小川代議士のYouTubeを見た
実直さはあるが、政策の中身がなく、ドキュメンタリーで述べていた街頭演説同じようなスローガンが並んでいた
政治家でいて欲しいという発言は撤回です
