映画のなかで小川議員のお父様が
「この子はもしかしたら政治家じゃなくて、たくさんの人を啓蒙したりする大学教授とかの方が向いてるんじゃないかと思うんです」
と仰っていて。
そしてまたあるときは
「息子の実直さ(だったかな？)が千分の一、万分の一の確率で針の糸を通すような奇跡が起きるかもしれない」
と漏らされていたこともあったのですが、どちらも小川さんの両極を良く表している言葉だなぁと印象に残りました。
議員として成り上がるにはどうしたって【野望】が足りないと何度もご自身が仰っていて、までもそれが小川さんの唯一無二の魅力であるとは思うのですが…。
想田監督の『選挙』でも思ったことですが、こーーーんな大変なシステムに毎回立ち向かっていたら誰だって変になりますよ、きっと。多分。
