とか26

セイント・フランシスのとか26のネタバレレビュー・内容・結末

セイント・フランシス(2019年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

5分に一回、
特に主人公を筆頭に
驚愕の人間性で黙らせてくる映画。

子どもほったらかして
トイレでケータイいじりに熱中してるわ、
怒られてるとき常にポッケに手突っ込んでるわ、
露骨に性格が終わってるもんだから
主人公に共感するどころじゃないし
そもそもストーリーが入ってこない。
しかもご飯中にしか見れなかったこともあり、
もうそれはそれは最悪の結果に…。
血で血を洗う 怒涛の血祭りに、
若干エヅきそうになりながら観てた。

主演の方が
脚本もやってるっていうのが
めっちゃ腑に落ちる顔してた。
脚本の溢れんばかりの我の強さが
顔面から猛烈に伝わってくる。

こんな主人公に共感して、
Filmarks評価で4.0叩き出してることに
破茶滅茶に混乱してます。
頭がどうにかなりそう。
預かってる子ども転ばすし、
預かってる子ども池に落とすし、
道端でゲロ吐いて放置して行くし、
その全てに対して
うわべでしか反省してないし…。
大嫌いだったなあ。

女性の身体的な悩みが
男にも理解できる作品として機能するような
ポテンシャルを秘めてると思ってたのに、
主人公が終わりすぎてて
まず嫌いから入るの悪手にも程がある。
これが必死に頑張ってるいい人なら
共感できたけど
人間性の欠落によって問題が起こってるんだから
微塵も共感できなかった。

全体的にキャラクターの情緒、
どうなってんだろう。
感情の動き描いてるばっかりで
彼らを外から見るような目線がないから、
どんどん感情の距離感が離れていった。

面白かったとこ、
「ダンブルドアが死ぬ巻だっけ?」だけ。

フランシスの親御さん、
痩せ方が病的すぎてスゴかったです。

ありがとうございました。
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