熱量を持った見どころ満載のエンターテイメント作品で、観た後の満足感サイコーでした。
アベンジャーズ・シリーズの常連クリス・ヘムズワースの肉体をフルに活かした肉弾戦や銃撃戦から激しいカーチェイスまで、さまざまなアクションの連続で飽きさせない構成になってます。そして2時間足らずの見やすい長さとシンプルなストーリー。大事大事。
クリス・ヘムズワース演じる傭兵タイラーが、誘拐された少年オヴィを市街地にある敵の本拠地から救出して、どうにか街を脱出しようとするアクション映画。
まず、ヘムズワースが格闘している姿や銃撃戦の無双っぷりは抜群のスピード感で、見ていて飽きないです。そして迫力のカーアクションのカメラワークが巧みで、没入感が半端ないなー。あー、たのし。
それとヘムズワース以外のほとんどの登場人物がインド人系や中東系で配役されてて、舞台となる市街地もバングラデッシュの首都ダッカだったり言語も英語とヒンドゥー語か入り乱れます。この多様性が本作にオリジナリティを与えていて、その独特な世界観が不思議と違和感なかったです。
主人公や誘拐された少年はもちろんのこと、麻薬ボスの右腕や、麻薬王に気に入られた少年などに至るまで、人物像や人間ドラマもしっかりと掘り下げていて、シンプルなストーリーに奥行きを与えていたと思いました。
これって続きありそう。そして本作は何度か観ちゃいそう…
