KnightsofOdessa

トラブル・ウィズ・ビーイング・ボーンのKnightsofOdessaのレビュー・感想・評価

1.0
[小児性犯罪擁護的では…] 0点

全体的な話を軽くまとめると以下のようになる。まず、本作品は二部構成になっていて、前半は娘を亡くした(だろう)父親、後半は60年前に喧嘩別れした弟をそのまま亡くした老婆が主人公となり、そこに子供の形をしたアンドロイドが彼らの心の傷を癒そうと登場して逆にかき乱していくというもの。視点はアンドロイドにあるので、過去を完璧に記録している=全ての時間を同時に等価に体験できるという観点から、微妙にノンリニアに語られる部分もある。こういう設定や視点は評価出来るのだが、描き方が納得できない。

特に問題なのは前半だ。別居していた妻の家から自分の家を目指して飛び出してきた娘が、到着せずに失踪し、その穴を埋めるように"到着した娘と二人で暮らす父親"として暮らしているという設定だと思うのだが、彼の目線には明らかに性的なものが混じっているように見える。元の設定なのか父親が設定をイジったのかは知らんが、アンドロイド側も妙に挑発的なので、大人の男女の駆け引きみたいなのを半裸の少女が肩代わりしているのだ。新しいドレスを来た娘が"可愛い?"と言いながら父親に近付いていったり、プールで二人で泳ぎながら父親が"お願いって言ってみて"と言ったり、極めつけは酔っ払った父親が風呂場で娘を押し倒し、翌朝全裸で起きるのだ。相手がアンドロイドだからってペドフィリア擁護的に映すのはシンプルに犯罪擁護だし、そんな表現が許されてほしくない。父親がアンドロイドに依存していると示すにも他に方法があっただろうし、普通に気持ち悪い。
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