日本を恐怖に包んだ怪獣が、突如飛来した光によって死んだが、残された死体をどのように処理するか議論しながら各所がんばるお話。
どの省庁が責任をもつのか、危険物はないか、標本保存すべきか、観光ビジネスに活かせないか、などの議論が白熱するなか、凍結作戦を実行する。
以下ネタバレ気味
凍結作戦が失敗すると、
死体から発せられる悪臭が問題の中心になり、
ガスを大気圏に逃すA案と、決壊させたダムの水流で海まで流すB案が出される。
爆破業者の主人公の元カノの兄が、アルマゲドン的にB案を遂行するも失敗。より自体を悪化させる。
そして、ガスに含まれる菌糸が人体や土地にキノコを生えさせる事実が世間に暴露される。
結局A案を実行することになるが、正確に穿刺をを行うべく主人公が頑張るが、主人公のもとにミサイルが撃ち込まれてしまう。
かつての光の飛来で不死身の力を宿した主人公が、全解決する。
▼撮影とCGとバイクとかの小道具デザインは良かった。
失敗を繰り返しながらも人間の力でなんとかするというストーリーの落とし所かと思いきや、
結局ウルトラマン的な超人解決オチかい。
▼ロマンス要素は全く必要ないと思う
観客層のターゲッティングがブレブレ
特撮好き層向けてもいるし、山田くんのファン層向けでもある
特撮好きだけに受けるマニアック感は抑えつつ、特撮全然知らない層も楽しめるようなコメディやロマンス要素をブチ込んだものになってるけど、
どっちの琴線にも触れられなかった感じがある
▼音楽とセリフの音量のバランスが悪くて、セリフが全く聞き取れないところが所々あるのも残念ポイント
▼爆破処理のダイナマイトを仕掛ける位置をレーザー光線で方眼を映写するのかっこいい。