スペインいきたい

大怪獣のあとしまつのスペインいきたいのネタバレレビュー・内容・結末

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

おおあじだけど結構好き

・シリアスをしたそうなのにギャグが邪魔してくるので全編ギャグとして観た。各大臣と隣国をおちょくるのがギャグと思ってる感じがサムいなと思いつつ作中徹底しているのでもはやここが売りなんだろうな。グダグダ閣僚ズが思ったより面白かった。環境大臣最後まで憎めない。好き。
・名前で逸らされてる感あるけど百合子を全力でおちょくってたのもいっそよかった 怪獣の名前が希望なのも希望の党からだろコレ
・最前線組織のトップが未知の生物の体液直浴びしてるの喧嘩売りまくっているし現場指揮官が無防備にスーツで現場にいるのもウケるな〜と思っていたらまさかのキノコでちゃんと伏線を回収し始めてびっくりした。
・冒頭首相がデウスエクスマキナとわざわざドイツ語でメモっておりわざわざ説明まで入ったのでこの映画のひねり具合はこのくらいか……と思っていたらラストのオチで散りばめていた謎と一緒にデウスエクスマキナまで回収して「えー!!」と声が出た 自宅で観てよかった 本当に安直に行くやつがあるか…という気持ちとでも一応ちゃんと主人公まわりで匂わせはしてたからな…という気持ちで揺れ動いている
・エンドロールを流し見したら続編(予算半額)の宣伝まであって一気に好きになった あの内閣どうやって存続してるんだよ