教祖ちゃん

サイコ・ゴアマンの教祖ちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

本気度500%のスプラッター描写、クリーチャー造形を贅沢に使ったシュール系ギャグ。最高すぎ。
主人公のミミがまずイカれている。兄をこき使い、とにかく自分が一番。クレイジーボールという謎のスポーツを兄にやらせたり、とにかく自分が一番。
サイコゴアマンも本当に凶悪な破壊神の素振りを見せるけど、ミミのペースにどんどん飲まれていく。最終的に愛をベースに全てを破壊していくあたりが本当にイカれてていい。結局助かるのもミミの家族だけだという。
父親の絶妙なダメ加減も良かった。誇張の仕方がシュールでめっちゃいい。「父親としてこれだけは言っておく」のあとの例え話があまりにも大したことなくてすごい。
あとクリーチャーひとつひとつが本当に良い。好き。
そういった諸々を最後クレイジーボールで勝敗を決めようとする流れは本当天才的。

以下好きなシーン
・ミミの「バーイーーーーーーーーーーー」という異常に長く伸ばすバイバイ
・サイコゴアマンがテレパシーで父親に自分の居場所を伝えるが父親が全然聞き取れなくて3回くらい説明するシーン
・唐突に脳みそくんにされる男の子。しかもミミが命じてるし、何なら最後まで普通に出てる
・警官ゾンビの仕草。もうとにかくひどい
教祖ちゃん

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