福田麻由子ということで鑑賞。DVD借りに行かなくちゃなと思ってたらいつのまにか配信。時代。
MAP inc.。
湿っぽい福田麻由子のキャラクターに寄り添うような丁寧で繊細な暮らしの風景。
自己受容の話なのか近親相姦の話なのかよくわかんなかった。私の能が足りなかったか。
ヘテロセクシャルな話を取り除くとすればまぁなんか全体として味わいがある映画で、食事風景とかすごく丁寧だなって思ったし、園児との関係も良かった。
匂いは記憶を運ぶ。思い出されるぐらいでいい。髪を結ぶのが良い。
唐突に訪れるエンディングで何を知らしめたかったのやら、母親って結局何があったのか、ちょっと創り手の悪意みたいなものを感じちゃったよね、だけど日常描写は本当に良かった。ということでこの評価。
よく言えば大人の女優になるっていうアレなんだろうけど、なんか品がないなぁ。「フレア」もそんな感じな匂いがするし。福田麻由子さんも作品を選べなくなっていたのか。今年から2年ほどは女優業から少し身を引く発言をした彼女のこれからに期待です。
ひき肉カレーと甘い卵焼き。