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護られなかった者たちへの70のネタバレレビュー・内容・結末

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

その道の先生曰く、保護の描写が「厳密に言えば〜」というところがちらほらあったみたいだけど、「支援が本当に必要な人に届かない様」をまざまざと見せつけられる点では良作だと思います、保護課はある意味国と困窮者の板挟み的ポジションでもある訳で、餓死という結果は許されざるものとして、カンちゃんは実際に現場に入って実情を知り一筋縄ではいかない保護業務を経験して何か思うところはなかったのかな、責められるべきは特定の人だけではない気がする、そして同時にここで感じた「判断の重み」をこれから別分野ではあるが福祉職に従事する私は絶対に忘れてはならないと思った、その他「コンテンポラリーは必要だったのか」や最後の阿部寛のセリフ聞き取れた人いる?というところも見所、どうやら「はいよ」と言っていたらしく、腕時計の音=息子の声とするとめちゃくちゃ深いシーンだなと思っただけに一発で聞き取りたかった
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