この空気感………………………………
好き!!!!!!
日常の何気なさ、青春のさりげなさ、センチメンタルを思い起こさせる空気がこの作品にはあります。
少女たちが文化祭でブルーハーツをするという、ね。そういう物語なんですよ。
ほんっとにそういう物語なんです。
別に思い入れある曲だとか、特別なきっかけがあったからというわけでなく、ノリと勢いと偶然の産物。
でも人生なんてそんなものですし、特に学生時代はそういったものの積み重ねだったなぁ、と。
それがとても素朴で、言ってしまえば地味!でもそれが日常って感じがあって凄く良かったです。
会話と会話の間の長さなんて特にそう。
黙って、ボケーっとして、ぽつと頭に浮かんだことを口にしたり、ときには恋愛話に花を咲かせたり。
演技なのを忘れてしまいましたよ……。
ここはちょっと偏見入りますが、最近の邦画って演技が演技らしすぎるというか、かわい子ぶっているというか……アニメ的な演技、なんですかね?まあ作品にもよりますが。
でもこの作品の彼女たちはかわい子ぶってない!
というか登場人物全員が、本当に学校で会話しているかのような空気感なんですよ。
そんな鈍色の雰囲気にブルーハーツの曲が合うのなんの!
終わらない歌を歌いたくなりますよもう!
あードブネズミになりたいなぁ!