映画記録

ホテルローヤルの映画記録のレビュー・感想・評価

ホテルローヤル(2020年製作の映画)
3.5
本を読んでいたので期待していなかったが、本とは違う出来でした。
本は7つの章が最終的にホテルローヤルに集約されるのだが、列車で女子高生と先生の会話の章が、なぜあるのかという謎含みの展開で、ホテルローヤルでの自殺の伏線になっていた。必ずしもホテルの娘が主人公ではない。
映画では、この場面はなくストレートに自殺につながる。映画の主役はホテルの娘であり、淡いラブストーリーになっている。
映画、本とも、他人から認められず周縁に生きる人達の物語。
昔のラブホテルがバックヤードまで、かなり忠実に再現されているように見えた。
悩む波瑠の演技が良い。エロティクでないセクシーさがある。
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