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めぐり逢えたらのkanegon69のレビュー・感想・評価

めぐり逢えたら(1993年製作の映画)
4.0
とっても懐かしい映画を再鑑賞しました。おそらく25年ぶり。観ているうちに徐々に徐々に記憶が戻ってきました。

癌で妻を亡くしシアトルに移住してきたサムと幼い息子。激しく落ち込む父を息子はとても心配している。ある時、息子はラジオの相談番組に電話して、どうすれば父が立ち直るかライブで相談する。そのラジオ番組ではドクターが父を電話口に呼ぶように言い、サムは嫌々ながら経緯を話しさせられる。その悲しい告白を聞いたラジオ番組の女性聴視者から大反響となり「Sleepless in Seattle」(シアトルの眠れぬ男)として一躍有名に。一方、ボルチモアに住む新聞記者のアニーは婚約者を家族に紹介した後の帰り道の車の中でこの放送を聞いてしまう。思わず涙ぐむアニー。運命を感じたアニーは次第に落ち着かなくなっていく、、

久しぶりに観てもとってもいいラブコメディだなぁと思いました。映画「めぐり逢い」のケリー・グラントに憧れる女性達と興ざめな男性達の様子がなんともおかしい。そしてエンパイヤー・ステート・ビルでのラスト・シーンはやはり感動的。じわーっと来ます。

サム役にトム・ハンクス、アニー役にメグ・ライアン、そしてアニーに振られる男役にビル・プルマンという豪華俳優陣。ビル・プルマンを振るとはすごいなと思いつつ、振られたときのビル・プルマンの潔さにびっくり!

でもなんとなく映画で言いたかったことって分かるような気がします。条件やら何やらで悪くないなと付き合うより、ビビッと来る人っているよねって。そういう人ってフィーリングがピタッと来ちゃうから、理屈ではないとおもうんですよね。だからやっぱり素敵な恋っていいもんだなと思いました。
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