松田

ただ悪より救いたまえの松田のレビュー・感想・評価

ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)
4.0
やり過ぎッ!ここまでやる必要が⁉︎…と涙目になってしまう映画!
前半部分の暗いノワール映画のモノトーンな雰囲気から徐々に血の色が滲み始めて不穏な雰囲気も剥き出し。
冷酷な暗殺者と狂える殺人鬼の暴走がいよいよ正面衝突する終盤は、爆炎も混じって真っ赤っ赤!

殴る、蹴る、撃つ、全部揃ったアクションに拷問、殺すとド直球極まりないバイオレンスが実に景気の良い作品になっていた。
おかげで目を休める場所なんてなかった!

舞台を移しながら進む物語の最重要パートは、タイ。
やり過ぎが特徴の一つと言えるだろう韓流バイオレンス。今作は微笑みの国と呼ばれる国の暗部にスポットライトを容赦なく当てた。
そこまでやるか⁉︎と驚く程のアクションと暴力、暴走の果てには何があるのか?
邦題の意味も予告だけ見ると彼等の暴走から助けてください(涙)…というニュアンスに見えるが、本編を見るとタイトルも違って見えてくるのでぜひ劇場で!
松田

松田