映画観るマシーン

グローリーの映画観るマシーンのレビュー・感想・評価

グローリー(1989年製作の映画)
3.8
南北戦争で結成された北軍初の黒人部隊第54連隊とそれを率いた指揮官ショーの活躍を描く作品(ところどころ史実と異なるらしいが)
一将功成りて万骨枯るとも少し違うが、血を流して戦った先に地位と名誉と出世を約束された白人と違って、戦っても出世も給料以上のペイバックも約束されない黒人たちがそれでも自由のために立ち上がる。軍靴すら満足に支給されない環境でも自由を求めることをやめない彼らの姿に漢泣きでした。
活躍を夢見て訓練を続けているのに統制のきかない猿として扱われ前線を経験させてもらえない辛さもよく描かれていたと思う
デンゼル・ワシントンは流石だった。主役食ってもうてます。そら助演男優賞とるわ。